吉村府知事 国と小池都知事の不協和音に苦言「国民から見たら何やってんのという話」
大阪府の吉村洋文知事(45)が17日、フジテレビ系の生番組「直撃LIVEグッディ!」に出演し、「Go To トラベル」キャンペーンを巡る日本政府と小池百合子東京都知事(68)の不協和音について、苦言を呈した。
司会の安藤優子キャスター(61)が「結局こういうことに振り回されるのは都民であり、国民一人一人なわけですよね。はっきりうんざりっていうのが私たちの実感なんですが」と述べ、吉村氏に意見を求めた。
吉村氏は「特にこういう危機事象の時っていうのは、国や自治体が、うまくいっていないっていうような関係っていうのは良くないと思っています。実際にそうじゃなくても、そう見られることは良くないと思います。というのは、同じ方向を向いて戦うべきはコロナウイルスなので、それに対して何か役所同士がもめてるみたいに見えること自体が問題」と指摘。
自身もかつて新型コロナ担当の西村康稔経済再生担当相とやり合った経験があるだけに、その反省を踏まえて「国民の方から見たら、何やってんの?という話になりますんで、そういうのはできるだけ避けていかなきゃいけないとは思いますね。見られること自体が。実際そうかどうかは分かりませんけど」と、日本政府と小池氏の不協和音に苦言を呈していた。