吉村知事 大阪のエピセンター化に危機感「ねずみ算式に増えていきかねない」
大阪府の吉村洋文知事(45)が17日、フジテレビ系の生番組「直撃LIVEグッディ!」に出演し、大阪の新規感染者が増えることについて、危機感をあらわにした。
大阪の新規感染者は今月15日に61人と急増し、5月25日の緊急事態宣言解除後、最多に。翌16日にはさらに増えて66人となった。
エピセンター(感染の震源地)化する不安は「当然あります」と認め、「(新規感染者が)増えてる中身を見ても東京と傾向が似ているんですね。K値(感染者数増加率)もズレてきてますから、K値がズレてきているということは、何らかの新たな発生源ができていると見るべきだと思っています」と、その理由を明かした。
その上で「われわれは警戒をしないとですね、放っておけば、ねずみ算式に増えていきかねない。それを何とか抑えなきゃいけないのがまさに今の時期だと思っています。関西でエピセンターになる、震源地になるとしたら、大阪の市内中心部。今、特に見えているのが、夜の街での-ひとくくりにするのはあまり好きじゃないんですが、そこで若者を中心に確実にそこが発生源になっているので」と、危機感をあらわにしていた。