三浦春馬さん悲報 テレビ、映画、舞台…予定作“目白押し”のはずが 芸能界パニック
人気俳優の三浦春馬さんが18日、都内の自宅で首をつった状態で見つかり、搬送先の病院で亡くなった。30歳という表現者として脂が乗り切ったタイミングで突然、自ら天国へ旅立つことを選んだ三浦さん。映画や舞台、ドラマで、これから日の目を見る出演作が目白押しだった。衝撃的な死に芸能界はパニック状態となっている。
松岡茉優(25)が主演する9月クールのTBS系ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」(火曜、後10・00)にヒロインの恋の相手となる浪費男子役で出演する予定だった。すでに3話まで撮り終えており、放送の見通しは不透明となった。
訃報を受け、プロデューサーが各キャストのマネジャーに事実関係を確認している旨を連絡。「どうしたらいいかわからない」と困惑を隠せなかったという。すでに約1カ月前からクランクインしており、代役を立てての撮り直しを含め、判断を迫られている。放送時期や内容が変更となる可能性もある。
現場の三浦さんと接した関係者によると、普段と違った様子はなかったという。共演したキャストも「とてもいい人」と好感を持っていただけに、衝撃は大きい。
訃報とほぼ同時刻にNHK BS8Kで柳楽優弥(30)主演の出演ドラマ「太陽の子」が放送された。戦時下の科学者の苦悩を描く青春群像劇で、8月15日にNHK総合で放送予定。レギュラーMCを務める「世界はほしいモノにあふれてる」(総合、木曜・後10・30)の次回30日放送回を含め、今後について同局は「事実関係を確認中です」とコメントするにとどめた。
23日に公開予定の映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」にも出演中。撮影は1年前に終えており、コロナ禍の影響もあって宣伝キャンペーンへの参加はしていなかった。この日、予定されていた宣伝のための動画配信は急きょ中止された。
昨年12月に撮影した21年公開予定の映画「ブレイブ 群青戦記」にも主要キャストとして出演。公開まで時間があることから、対応はこれから。12月開幕予定の舞台「THE ILLUSIONIST」は三浦さんが写った宣伝ポスターの撮影が済んでいる。