宝塚歌劇 轟悠、小池修一郎氏が特別顧問に就任 現役生徒では2人目
宝塚歌劇団は19日、元雪組トップで専科スター轟悠(とどろき・ゆう)と、演出家の小池修一郎氏が理事を退任し、特別顧問に就任したことを発表した。現役生徒の特別顧問は松本悠里(まつもと・ゆり)に次いで2人目となる。
轟は1985年に入団、97年に雪組トップに。2002年に専科に配属され、03年に理事となった。専科に配属後も、各組で主演しするなど劇団の顔として活躍している。
小池氏は現在の宝塚を代表する作品である「エリザベート」の潤色・演出で知られ、また外部のエンターテイメント業界でも活躍している。
轟の特別顧問就任で、現役生徒の理事は専科の英真(えま)なおきのみ。また特別顧問は元劇団理事長で「ベルサイユのばら」の演出などで知られる植田紳爾氏、小池氏、松本、轟の4人体制となる。劇団は「理事会などの出席はなくなりますが、これまでの活動と大きく変わることはありません」としてる。