黒沢年雄 現在の俳優業の厳しさ…ドラマ製作が少なく大変、収入30年前の10分の1

 俳優の黒沢年雄(76)が19日、「若い俳優の自殺」と題してブログを更新し、「ドラマ製作が、少ないから大変」と現代の若い俳優を思いやった。

 黒沢は「芸能界は、厳しい世界です。芸能界にも、色々な分野があるが、特に俳優の分野は特に厳しい」と俳優として生きていくことに厳しさに言及。「ドラマ製作が、少ないから余計に大変」と理由を示し、「昔は映画やドラマが主流だったから、需要が多かった」と比較した。

 収入についても触れ、「ギャランティーの例を挙げると…今は、50年前の20分の1…30年前の10分の1…それより低いだろう。一部の俳優以外は、サラリーマン以下である」と十分な収入がある俳優は一部であるとし、「よっぽど、心して生き無いと、自殺するのも、判らないでもない…」と記した。

 黒沢はまた「しかも、三浦春馬さんは、人気が出たから、余計に気持ちが理解できる。今の、芸能界の俳優には夢がない」と後輩達の胸中に思いをはせた。

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