関ジャニ∞の村上信五（３８）が２０日、ジャニーズＷＥＳＴの小瀧望（２３）とともに、大阪府庁へ吉村洋文知事（４５）を表敬訪問した。ジャニーズ屈指のトークの達人と吉村知事は、“大阪人”らしく丁々発止のやり取りを繰り広げて、会場を沸かせた。

　村上は、通称「なにわの日」の７月２８日に、関ジャニとＷＥＳＴと関西ジャニーズＪｒ．が一堂に会し、大阪府内から無観客生配信するイベント「Ｊｏｈｎｎｙ’ｓ　ＤＲＥＡＭ　ＩｓＬＡＮＤ　２０２０→２０２５～大好きなこの街から～」に使用する映像を府庁内で撮影したことに対し、感謝の思いを伝えるべく訪れた。

　会談の中で吉村知事が「関ジャニ∞は売れんやろなと思って見ていた」と発言。村上は「オレらも思ってましたもん」とまさかの同意で返した。吉村知事は「関西の空気じゃ（東京では）無理やろうと思ってた」と付け足すと、村上も「ジャニーズの枠でね」と乗っかった。

　一転、吉村知事が「（いまや）大人気で」と称賛すると、村上は「何となく長続きして、後輩が増えて」と謙そんした。また、２０２５年の大阪・関西万博へ向け、小瀧ら若手に期待する発言が多かった村上に、吉村知事が年齢を聞き、３８歳と知ると「結構、いってますね」と返す場面もあった。

　さらに、吉村知事は村上が出演する日本テレビ系「月曜から夜ふかし」で、御堂筋を将来的に歩行者天国にする計画を、マツコ・デラックスから不可能と言われたことに不満の様子。村上に対し「マツコさんが『こんなん絶対でけへん』って言ってたんですけど、頑張ってやるって言っといてもらえませんか。無理かもしれんけど、頑張ってるねんと」と要請した。大笑いした村上は「きょう、この後（収録が）あるんで」と明かし、「歩けるよう頑張ってると伝えておきます」としっかり了承した。