タレントのホラン千秋（３１）が２０日、キャスターを務めるＴＢＳ系「Ｎスタ」で、同じ事務所に所属し、１８日に自殺したと見られる俳優の三浦春馬さん（享年３０）を悼んだ。

　三浦さんの密葬が執り行われたことなどを報じたニュースの後、キャスターの井上貴博アナ（３５）から話題を振られたホランは、声を震わせながら「１０代の頃から同じ所属事務所でした。彼は年は２つ下だったんですけども、いち早く世の中で輝き始めたスターだった」と振り返った。

　活躍する三浦さんを見ながら、「頑張らなきゃ」と刺激を受けていたというホラン。「普段の彼は本当に…ダイヤモンドみたいな人だったんですよね。まぶしいくらいに好青年で、みなさんがよく画面で見る屈託のない笑顔で笑っていて、仕事に対しても人に対しても、誠意を持って接する方でした」と誰からも愛される人柄だったと明かした。「舞台を見ればその多彩さに圧倒されましたし、画面を見れば作品の中では唯一無二の輝きを放っていたし、本当に本当にリスペクトしかなかったです」と敬意を示した。

　三浦さんが亡くなったという事実を、まだ受け入れ切れていない心境を明かし、「『将来有望だったのに』とか『才能があったのにもったいない』とかそんなものは本当に超越していて、仲間として一緒に頑張ってきた三浦春馬という命を失ったことがとてもとても残念です」と悲痛な思いを吐露。「悲しいですし、まださよならは言えないんじゃないかなという気持ち。わたしたちのことを引っ張ってきてくれてありがとう、それから春馬さんの輝きっていうのは作品を見たみなさんの心の中で、わたしたちの心の中でずっと輝き続けているよというのを天に向けて伝えたいなと思います」と目に涙を浮かべながら言葉を絞り出した。