金子勝教授 コロナ禍で日本の死者数1000人超えに「政策失敗を免罪してよいのか」
立教大学特任教授で慶応大学名誉教授の金子勝氏が21日、ツイッターに新規投稿。新型コロナウイルスによる日本の死者数が1000人を超えたことを受け「欧米に比べて死亡者が少ないというのは、人の命を軽く見過ぎている。永寿総合病院をはじめ院内感染のひどい実態と原因を隠し続け、アベやコイケらの政策失敗を免罪してよいのか」と訴えた。
金子氏は「検査が少ないのは科学の後退を意味する」と題して連続投稿。「東アジアのPCRの膨大処理は、遺伝子工学の原理の理解、制御と自動化の計測科学、検体を集め輸送しバーコード化などの情報処理を一括して進めるオペレーションリサーチがいる」と説明した上で、安倍晋三首相と東京都の小池百合子知事に向けて「その理解がない。科学技術の遅れが問題なのだ」と苦言を呈した。
さらに、同氏は「全員検査を」と掲げて連投。「国会で新宿の大規模検査で、全国に湧き出すのを止めよという提案があった先週末も、アベは終日、ステイホームで引きこもりで何もしない。ごまかして10兆円まいて選挙という狂気も検査なしのgo toキャンペーンで頓挫」とした。
その上で「国会を開け」と訴える金子氏は「自分の選挙区の国会議員に問い正せ。コロナ国会審議も正副総理はサボり、アベは引きこもり、アソウは三千人上限の政治資金パーティーに狂奔。ただ10兆円予備費をばらまくだけ」と糾弾した。