NGT48が再出発会見で“隠蔽体質”の脱却を宣言 山口真帆には「申し訳ない」
アイドルグループ・NGT48が21日、新潟市のNGT48劇場で、「今後の活動に関する発表会」を開催。グループ運営会社である株式会社Floraの岡田剛社長は、過去の運営による“隠蔽体質”からの脱却を誓った。
NGT48では、2018年12月に当時メンバーだった女優・山口真帆(24)が、新潟市内の自宅で男性2人から暴行される被害を受け、19年1月に自身のSNSで告発。運営側を厳しく非難し、意見の相違が埋まらないまま同年5月に卒業した。
岡田社長はこの日の会見で、山口と運営側との発言が衝突したことについて「当時の運営の対応の悪さ、メンバーとちゃんとしたコミュニケーションが取れてなかったことが原因。僕が責任をもって今後はないようにします」と説明。「(山口を)傷つけてしまったことには変わりない。申し訳ない気持ちでおりますし、応援しているという気持ちです」と話した。
その上で、事件については「4月8日に(加害男性との)民事裁判で和解が成立しており、そこに出ていることがすべてだと思っています」と回答。「今は以前の体制と切り離して運営を行っている。当時の体制についてはやっぱり良くなくて、言えるものは言うべきだった。“隠蔽体質”と言われていたけど、これからはしっかり公表して、しっかり判断していく」と宣言した。