藤井新棋聖、今年度中に四冠あるぞ 王位、竜王、王将も獲得の可能性
将棋の藤井聡太棋聖(18)が、最年少の17歳11カ月で悲願の初タイトルを手にした。これまでの記録、18歳6カ月を30年ぶりに更新する快挙だった。
藤井棋聖は2020年度に四冠達成の可能性がある。10代での複数タイトル獲得も初めて。注目の対局が続く。木村一基王位に挑戦中の第61期王位戦7番勝負では2勝0敗と優位に立っている。
ドリーム棋戦といわれる竜王戦では決勝トーナメントに進む。挑戦者決定3番勝負に進むと将棋界の顔、羽生善治九段との対決も期待できる。
さらに、王将戦では挑戦者を決める王将リーグに在籍中。前期ではあと一歩でタイトル初挑戦を逃した苦い経験がある。その反省を生かし、トップ棋士7人によるリーグを勝ち抜けるか。