舘ひろし「渡次第です」新たな道は“師匠”に相談して熟考
俳優・舘ひろし(70)が21日、都内で行われた「マイナポイント事業 新CM発表会」で、17日に所属の石原プロモーションが来年1月をもって俳優マネジメント業務を終了することを発表してから、初の公の場に登場した。イベント後、「石原軍団」の解散について心境を語った。
今年で在籍37年の舘は「皆さんに支えられてここまでやってこられた。感謝の気持ちでいっぱい」としみじみ。今後については「私個人としては、石原プロにお世話になった時は、渡に全てを預けてお世話になった訳ですから、渡次第だと思います。渡がどうするか、ゆっくり話し合っていきたい」と、俳優・渡哲也(78)と相談して熟考するとした。
「西部警察」シリーズでの共演を機に渡を慕い、絆を深めた舘は83年に志願し石原プロ入り。「俳優として何とかやっていけているのは渡のおかげ。石原裕次郎さんや小林専務もいらっしゃいましたが、原点は渡さんがいたから。たぶん、それがブレたら自分が自分でなくなるという気がする」と、渡への深い恩と結束を口にした。
事務所が歴史に幕を下ろすことには「自由奔放な自分を包み込んでくれた会社。寂しい気持ちもあるし、これはこれでけじめという気持ちもある」と、複雑な胸中を明かした。