ボン・ジョヴィがニューアルバムを10・2発売 コロナ禍歌う新曲も発売
米国出身の大物ハードロックバンド、ボン・ジョヴィが、10月2日に約4年ぶりのニューアルバム「ボン・ジョヴィ2020」をリリースすることが23日、発表された。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、世界ツアーの中止、ニューアルバムの発売延期を余義なくされていたボン・ジョヴィがついに動き出した。
まずこの日午後1時に、ニューシングル「DO WHAT YOU CAN」をリリース。タイトルは「今、自分にできること」を意味しており、歌詞には新型コロナ感染拡大下でのロックダウンやステイホーム、医療の最前線などが織り込まている。
この楽曲は新型コロナで大打撃を受けたホームタウン、ニュージャージー州を支援する特別チャリティー番組「Jersey4Jersey」内で初披露され、番組では600万ドルにのぼる寄付金が集まっている。
アルバムには当初予定されていた収録曲に加え、「DO-」と、「AMERICAN RECKONING」という、新型コロナとBLACK LIVES MATTER運動を反映した楽曲が新たに作られた。
国内盤はデラックス・エディションと通常盤の2種類。デラックス・エディションはミュージックビデオ3曲を収録したボーナスDVDが付き、通常より大きい7インチサイズ(約17センチ角)の紙ジャケット仕様となる。いずれも全10曲に加えて日本盤ボーナストラックが2曲収録され、初回生産分にはジョン・ボン・ジョヴィ(ボーカル)の直筆サインが抽選で20人に当たる応募券が封入される。