池田清彦氏「沈黙の自粛警察」に苦言「権力のお先棒を担いで人を虐めるのが楽しい?」
フジテレビ系「ホンマでっか!?TV」(水曜、後9・00)に出演する生物学者の池田清彦氏が26日夜、ツイッターに新規投稿。コロナ禍に伴う自粛要請が出始めた今春頃から社会問題化した「自粛警察」と称される人たちが政府のGoToキャンペーンでは「何も言わなくなった」として、「権力のお先棒を担いで、従わない人を虐めるのがそんなに楽しいのかね」と苦言を呈した。
池田氏は「少し前まではステイホーム。政府が、go to キャンペーン始めたら、自粛警察は何にも言わなくなったみたいね」と切り出し、「権力のお先棒を担いで、従わない人を虐めるのがそんなに楽しいのかね」と指摘。「他人の自由を邪魔する楽しみに目覚めた人たちの行き先は、go to hell それともgo to heaven 俺はどっちにも行きたくねえ」とつづった。
行政によるコロナ禍に伴う外出や営業などの自粛要請が出されたことを受け、周囲の人や店舗、車両ナンバーなどをチェックし、ネットや貼り紙などで中傷したり、店舗や車などを傷つけたり、暴言を浴びせるなどの行為が「自粛警察」と称されて社会問題化した。