歌手・弘田三枝子さん死去…50年前、ダイエットブームの先駆者に

 歌手の弘田三枝子さんが21日に亡くなったことが27日、分かった。73歳。心不全。

 弘田さんは1947年2月5日生。東京都世田谷区出身。55年米軍キャンプのオーディションに合格、ティーブ釜萢に師事した。61年「子供ぢゃないの」でデビューした。「悲しき片思い」「ヴァケーション」などパンチの効いた歌声のジャズ歌手として名前が知られた。

 天才少女「ダイナマイト・ミコ」の異名を取った。69年に20キロ近くやせて、大人っぽい雰囲気で「人形の家」を大ヒットさせた。ダイエットの本が珍しい時代に、自身の経験をつづったダイエット本「ミコのカロリーBOOK」を出版。150万部のベストセラーに。ダイエットブームの先駆者となった。

 2015年12月には32年ぶりに新曲「悲しい恋をしてきたの」を発売。今年はデビュー60周年にあたり、記念曲や記念コンサートなどが企画されていたが、新型コロナウイルスの影響で、延期されていた。

 代表曲はほかに「渚のうわさ」「私が死んだら」「バラの革命」など。

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