冨永愛、寛斎さんからの手紙を公開 「一つの時代の終わりを告げられたような…」
モデルで女優の冨永愛が27日、インスタグラムを更新し、白血病のため亡くなったファッションデザイナー・山本寛斎さんから送られた手紙を公開。「一つの時代の終わりを告げられたような、虚無感を覚えます」と追悼した。
冨永は「長崎のハウステンボスでショーを開催した時の写真」を寛斎さんが自ら切り貼りしてくれたという手紙を投稿。この手紙は「これはご病気が分かった時に頂いたお手紙」だといい、冨永に対し「昨今、テレビや雑誌であなたを拝見する機会が増え、とても嬉しく思っております」というメッセージや、ベールに覆われた衣裳を着た冨永の写真、寛斎さんが描いたと思われるさまざまな色のハートマークが描かれている。
「山口小夜子さんがミューズだった頃から今の時代まで、駆け抜けた方」と偲び、「このとき私は初めて、ランウェイを“歩く”のではなく表現者として、ウェアリスト山口小夜子さんのように舞うように歩いた」とハウステンボスでのショーを振り返った。
そして「そんな私を認めて下さり、涙までながしてくれた寛斎さん。今まで暖かく見守っていてくれてありがとう」と感謝した。
そんな寛斎さんが天国へ旅立った。「一つの時代の終わりを告げられたような、虚無感を覚えます」とさみしさも綴っていた。