加藤清史郎 高校生活最後の撮影を懐かしむ「部活の合宿みたいで」
俳優の加藤清史郎(18)が31日、東京・亀戸香取神社で、この日全国公開した7年ぶりの長編主演映画「#ハンド全力」のヒット祈願を行った。
熊本を舞台に、廃部寸前のハンドボール部救済に取り組む高校生たちの青春物語。運動部を描いた作品だけに、スポーツ振興の神をまつっている同神社でおはらいなどを受けた加藤は、すっかり大人びたりりしい表情で祝詞を聞いた。
今年3月まで英国ロンドンに留学しており、撮影は昨年の春休み期間に一時帰国して行った。当時を振り返り、「リアルタイムに高校生が演じる高校生という最後の時期。部活の合宿みたいで、高校生活の延長のようだった」と懐かしんだ。
全編ロケを行った熊本は先日の豪雨で深刻な被害を受けた。今作の映画鑑賞券料金と映画物販売り上げの一部は、熊本を始め全国の豪雨被災者に寄付される。