山本寛斎さん 病床から指示した最後のライブ…娘の未來「父の熱い気持ち伝えたい」

 7月21日に急性骨髄性白血病のため亡くなった、世界的ファッションデザイナーでプロデューサーの山本寛斎さん(享年76)が手掛けたイベント「日本元気プロジェクト2020 スーパーエネルギー!!」が31日、配信された。寛斎さんにとってライフワークとしていた恒例ステージで、闘病中に入院先から指示を送って、準備を進めてきた。7月上旬に行われた撮影には立ち会えなかったが、「しっかりやってるか?」と電話でスタッフを激励していたという。

 約50分間の配信のラストで、寛斎さんの訃報をテロップで報告。寛斎さんの「行くぞー」という叫び声の中、「山本寛斎の生涯の活動である『日本元気プロジェクト』、その熱き思いを引き継ぎ、これからも活動を継続してまいります」と伝えられた。

 冒頭では、娘で女優の山本未來(45)が登場。寛斎さんが闘病中に撮影されたVTRで、「娘の私が代わりに、父の思いを伝えたいと思います。父からは、これからの自分の仕事は未来を担う人々の気持ちに寄り添い、もっと行けもっと行けと叫び、応援し続けることだと、その熱い気持ちを聞いております」と寛斎さんの“遺志”を説明。「今からご覧いただきます映像は、父の熱い熱い思いがこもってます」と紹介した。

 出演した夏木マリ(68)は、寛斎さんがデビッド・ボウイに提供した「TOKYO POP」を着て、パフォーマンスを披露。インスタグラムに「寛斎さんも観ててくれますね」と投稿し、天国に思いをはせていた。

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