90年代のヒット歌手、デビュー年の印税8千万で豪遊も…収入激減でラーメン店主に

 「君は僕の勇気」(93年)のヒットで知られるシンガー・ソングライター、東野純直(48)が30日深夜放送のテレビ東京「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(木曜深夜0・12)に出演。

 21歳の時に発売したデビュー曲「君とピアノと」(1993年)が11万枚、同年発売のセカンドシングル「君は僕の勇気」が35万枚のヒットを記録。作詞・作曲を手がけていたため、94年の初めにデビュー曲の印税収入が「500万円くらい入ってきました」。デビューイヤーにアルバムも発売したことから、「初年度(93年度)入ってきたお金が8000万円を超えてました」と大金を手にした。

 歌手だけでなく、作詞、作曲の印税収入は大きく、デビューしたばかりの東野は「いつまででも入ってきちゃうと思っちゃうんですよ、それだけお金が一気に入ってくると」と金銭感覚がおかしくなったことを告白。「(銀行から)1回で100万単位で下ろして。友達と飲みに行ったり、海外旅行にファーストクラスで行っちゃったり」と豪遊したことを明かした。

 翌年、「ファーストシングルで最初に入って来たお金以上の税金が突然やってきて…つらかったですね」と苦笑。「家を一軒買えるぐらい」の税金を分納したという。

 その後、「君は-」を超えるヒット曲は生まれず、インディーズに。収入激減で生活のため、36歳の時、常連だった中華そばの名店で働き始めた。8年の修業を経て44歳の時に独立。東京・昭島に「支那そば 玉龍」をオープンし、現在、年商は「1500万円くらい」。今もラーメン店店主のかたわらアルバム発売やライブなど音楽活動も行っている。

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