尾木ママ 政府の新型コロナ対策は「国民感情と噛み合わない」「本当に一貫性がない」
尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(73)が1日、公式ブログを更新し、政府の新型コロナ対策に苦言を呈している。
尾木氏は「国民感情と全く噛み合わない不思議」と題して投稿。「国民のコロナ菌に対する不安や疑問、懸念」として「感染の広がりは急増ではないのか?」、「東京の問題というより名古屋・大阪・横浜・福岡など大都市部に共通した問題、課題抱えているのではないでしょうか?」、「本気で封じ込めようとするなら自粛要請だけでなく、国の強制力発揮す!」を挙げた。
これに対し、国の動きを「『急増ではない』『漸増』だと屁理屈おっしゃる パッと聞いてわからないような4段階は無意味ではないでしょうか?」と皮肉り、「反対にごまかされたようなモヤモヤ気分にさせられるのはどうしたらいいのでしょうか?長く生きてきてこんなに大きく政府との乖離を感じるのは初めてかも分かりませんーー」と、国民感情と政府の新型コロナ対策の乖離(かいり)を指摘した。
「教育分野も文科省自身が相対する矛盾した通知を出したり、特例措置発して根本を歪めたりーー 愚痴になりますからもうやめますが 本当に政府には一貫性がありません」と政府を批判し、「心配で仕方がない尾木ママです」と、心情を吐露している。