蓮舫氏 家族旅行OKでも高齢者と交流NGの政府見解に「え?」「国会で審議を」
立憲民主党の蓮舫副代表が4日、ツイッターに新規投稿。お盆の時期を前に、県をまたぐ家族などの旅行は「Go To トラベル」で推進する一方、帰省は高齢者への新型コロナウイルス感染リスクを考慮して慎重な検討を呼び掛ける政府の会見から、矛盾とも取れる「ズレ」が表面化していることを受け、「その理由を国会で審議を」と訴えた。
蓮舫氏は「家族旅行で感染防止策を講じて過ごすのは問題ない。祖父母と過ごすとなると事情が変わってくる」と政府の見解を復唱した上で「え?」と絶句。「そもそも、都民の私的旅行や通勤通学の越境はオッケー。都民はGoToは使えない根拠も未だ不明。納税者の都民だけ外されるのも不明。で、家族旅行はいいが祖父母はダメ、その理由を国会で審議を」と記した。
同氏は別の投稿でも、この状況で国会召集に応じないと政府与党を批判。「いますぐ審議する法案がない」という自民党幹部の対応を踏まえて、「自民党、公明党による国会の役割放棄。行政監視なき政権の漂流を是とするのか」「誰が臨時国会の開催を拒絶しているのでしょう。安倍総理、自民党総裁が頷けば開けるのに」と国会召集を呼びかけた。