嵐 紅白以来の5人イベント 松潤、残り半年「新たな景色をみんなと作っていきたい」
国民的グループ・嵐が5日、都内で行われた「ソフトバンクと嵐の5Gプロジェクトに関する発表会」に出席した。
5人そろって報道陣の前に姿を見せたのは、昨年の大みそかのNHK紅白歌合戦以来。ブルーのジャケットに淡いグレーのパンツ姿で登場すると、無数のフラッシュを浴びた。
7日から全国でオンエアされる同社の新CMでは、5G(第5世代移動通信システム)を駆使し、メンバーがヒット曲「Love so sweet」をファンとバーチャル大合唱する様子を披露。相葉雅紀(37)は「あれだけのファンの皆さんの声が重なると、あんなに迫力があるんだっていう感じ。場所は違えど、ひとつになるんだってことが、ここでできている」と目を輝かせた。
新たな配信サービスでは、好きなメンバーを選び個別の映像を楽しむことができるが、壇上で実際に体験した二宮和也(37)は“推しメン”に大野智(39)を指名。「大野さん、歌ってないとき、踊りを休む癖があるので。そこをチェックしておこうと」と、まさかのリーダーの“休みグセ”を暴露し、大野は「難しい時代になりましたね」と技術の進歩に苦笑いしきりだった。
また、5Gでやりたいことを問われると、大野は「キャンプ。グランドキャニオンとか、海の底とか、たぶん誰もやってないと思いますよ。虫もいないしクマもいないし、安心してできる」と、バーチャルキャンプを提案。櫻井翔(38)は「スマホ病院。5Gの話題を見ると、医療とセットで話をされているのが興味深い。離島とか、外出が難しい方が治療を受けられるというのは安心感が増すと思う」と話すなど、それぞれの個性を垣間見せた。
コンサートの演出を手掛けるなどエンターテイメントの創り手としても活躍している松本潤(36)は、ひときわ関心が高い様子で「もっと5Gの技術を使って、見たことのないワクワクするようなコンテンツを作って行けたらと思う」とコメント。グループは今年いっぱいでの活動休止を発表しており、残すところ半年を切っているが、「新たな景色をみんなと作っていきたい」と呼びかけていた。