志らく 夜の店通い発覚で引退届の阿炎に「人間教育を怠っていたんでしょう」
落語家の立川志らくが6日、MCを務めるTBSの生番組「グッとラック!」にリモート出演し、コロナ禍の中での「夜の店」通いが発覚して7月場所を途中休場し、引退届を提出した大相撲の前頭阿炎について「人間教育を怠っていたんでしょうね。次から次へとこういう人が出てくる可能性があります」と、角界の今後を危惧した。
志らくは阿炎について「けっこう問題はね、前からあった関取ではある」とし、「ただのスポーツでも問題があるのに、相撲の場合は神事でもありますよね。それで、礼儀というのをものすごく重んじる、ルールというものを重んじる。今回はキャバクラに行ってしまった。そうすると、相撲興行自体が全部中止になる可能性もあった」と、今回の阿炎の行動の問題点を説いた。
阿炎の力量自体は「力士としては本当に可能性があったし、素晴らしい相撲を取っていた」と高く評価。
その上で「人間教育を怠っていたんでしょうね。それに尽きます。これからは人間教育っていうのをしないとダメです。みんな若い頃から学校に行かない代わりに部屋に入って、親方に色んな人生を教えてもらうんだけども、ちゃんと人としてね、ある程度のことを教えていかないと、次から次へとこういった人が出てくる可能性がありますよね。それぐらいちょっと分からないっていう、理解する能力がないんですよ」と、角界のしつけのあり方に問題があることを指摘し、角界の今後を危惧していた。
阿炎は昨年11月、若元春の口や手足をガムテープで縛った動画をSNSに投稿して炎上し、厳重注意された。今年2月の研修会では「聞いていない。爆睡していた」と発言し、またもや厳重注意されていた。