森末慎二 宮古島の店「閉める」…島民から「こっちに来るなら島の人を殺す気だね」
ロサンゼルス五輪の体操元金メダリストでタレントの森末慎二が7日、「直撃LIVE グッディ!」に出演。宮古島で共同経営していた天丼専門店「みゃ~く商店」を、新型コロナウイルスの影響で「いったん閉めることにした」と明かした。今後は、観光客をターゲットにした宮古島名産の車エビの天丼だけでなく、地元の人にも来てもらえるよう、沖縄そばなどほかの料理も出す居酒屋のような形態に変えるつもりだという。
例年なら、観光客が多数訪れ、稼ぎ時となるゴールデンウィークや夏休みシーズンだが、緊急事態宣言明けの5月上旬に店を再開したが、それも5月いっぱいまで。コロナの影響で「経営がやばくなった」ため、店を閉めていた。「(夏休みに合わせ、店を)あけようかな、と思ってたんですけど、とうとう(宮古島でも感染者が)出てしまった…ということで、お店は閉めっぱなしで」と説明。「だから、いったん(お店を)閉めようと思いまして。閉店という形に」と天丼店を一度、閉店し、再出発を図ることにしたと明かした。
店の立ち上げには数人が共同で1500万円を出資していたという。
宮古島には重症者のリスクが高い高齢者が多い。森末は6月30日に宮古島から東京に戻ったが、その際、住民から「(東京に)帰ったら、こっち(宮古島)に来ないでね」「東京に帰ったら自殺しに帰るんだね。向こうからこっちに来るということは、島の人を殺す気だね。殺人だよ」と言われたことも明かした。
再び、宮古島に戻るときには島民に心配をかけないよう、PCR検査を受け、陰性と判明してから戻ったという。
森末は10年前、大好きな沖縄でセカンドライフを過ごすため、宮古島に約200坪の土地を購入し、5000万円をかけ、白亜の2階建ての家(約200平方メートル)を建てた。2年ほど前に車エビ専門店をオープンしていた。