小泉今日子 「#赤木さんに真実を」…自殺した元財務省職員妻の著書に「深い孤独」
歌手で女優の小泉今日子が7日にツイッターに投稿し、学校法人「森友学園」の国有地売却問題を担当していた元財務省近畿財務局職員赤木俊夫さんの妻・雅子さんと元NHK記者の相澤冬樹氏の著書「私は真実が知りたい」(文藝春秋)を読んだとツイートした。
小泉は「読みました。深い孤独と悲しみに胸が苦しくなりました。そしてとても腹が立ちました。私も真実が知りたい」とし、ハッシュタグを付けて「#赤木さんに真実を」と投稿した。
雅子さんは、元国税庁長官の佐川宣寿氏の指示で俊夫さんが決裁文書改ざんを強制されて自殺に追い込まれたとして国と佐川氏に計約1億1000万円の損害賠償を求めている。
文藝春秋のホームページでは同書について「本書は、赤木雅子さんが国を提訴、トッちゃん(俊夫さん)の手記の公開へと至るまでの迷い、怒り、葛藤を率直に綴った『手記』と、事件を発覚当初から追い続けてきたジャーナリスト・相澤冬樹による『同時進行ドキュメント』で成り立っている」と紹介している。