原作者が強制わいせつ容疑で逮捕「アクタージュ」 ジャンプが打ち切り【全文】
「週刊少年ジャンプ」編集部(集英社)は10日、連載中の人気漫画「アクタージュ」の原作者・「マツキタツヤ」こと松木達哉容疑者(29)が8日に強制わいせつ容疑で逮捕されたことを受け、11日の発売号をもって、同作の連載を終了すると公式サイトで発表した。「社会的責任の重さ」からの決断であり、作画担当の宇佐崎しろ氏について「断腸の思い」とも説明している。
松木容疑者は6月18日午後8時頃、中野区の路上で、歩いて帰宅中だった女子中学生の胸を、自転車で追い抜きざまに触った疑い。
【以下、ジャンプ編集部のコメント全文】
『アクタージュ act-age』連載終了に関するお知らせ
去る8月8日、『アクタージュ act-age』の原作担当であるマツキタツヤ氏が逮捕されました。
編集部ではこの事態を非常に重く受けとめて、事実確認のうえ、作画担当の宇佐崎しろ先生と話し合いを持ちました。その結果、『アクタージュ act-age』の連載をこのまま継続することはできないと判断いたしました。
8月11日(火)発売の「週刊少年ジャンプ36・37合併号」の掲載をもって、連載終了といたします。
これまで多くの読者の皆様に応援していただいた作品をこのような形で終了することになり、編集部としても非常に残念でなりません。しかしながら、事件の内容と、「週刊少年ジャンプ」の社会的責任の大きさを深刻に受け止め、このような決断に至りました。
ご心配、ご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。
編集部はもとより、宇佐崎先生は断腸の思いをなさっていますが、先生をサポートし、また作品を作っていけるよう励んでまいります。
なお、コミックス等の関連刊行物やイベント等各種企画につきましては、関係各所とも協議のうえ、決まり次第お知らせいたします。
2020年8月10日
週刊少年ジャンプ編集部