上西小百合、吉村知事の対応を批判「自分のイメージを守ることが最優先」
元衆議院議員でタレントの上西小百合が11日深夜、ツイッターに連続投稿。大阪府の吉村洋文知事がポビドンヨードを含むうがい薬が新型コロナウイルスの感染拡大防止に有効だとする発言後の対応について、「ミスしたときに真正面から対応しない」「自分のイメージを守ることが最優先」などと批判した。
上西は「吉村府知事のイソジン発言で府には抗議の電話が殺到、歯科保険医協会(約4200人で構成)も抗議文を出した。府知事の暴走発言が原因なのに、吉村さんが矢面に立って直接対応することもなく、役所職員が尻拭いに追われている」と切り出し、「吉村・松井コンビが張り切って収集した雨合羽も火災予防条例違反の疑いで指導を受けて、職員が対応に追われた」と別例も挙げた。
さらに「日曜ドラマ『半沢直樹』の『部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任。』を地でいってるお二人。ただ、部下(役所職員)のストレスは溜まっていく」「維新に『給料が高い、ボーナスは満額、頑張らなくても給料が貰える』と一方的に悪のレッテルを張られた役所職員もひとりの人間。家族もいる。我慢強い彼らの怒りが爆発したときは維新政治の終わり」などと分析した。
その上で、上西は「やらかした時の対処法。橋下元府知事は“オカンにも叱られた”と言って世間に許しを乞う、吉村府知事は“批判は想定してました”から特段対応しませんという態度がお決まりなんだけど、共通点はミスしたときに真正面から対応しないこと。上手いというか、姑息というか」「府民に最悪の事態をもたらさないように尽力するんじゃなくて、自分のイメージを守ることが最優先の府知事。選挙や住民投票のことを考えてのことなんだろうけど、緊急事態にそれじゃ困る。自分より府民を大切にしてくれないと」と、たたみかけた。