立教大学特任教授で慶応大学名誉教授の金子勝氏が１４日、ツイッターに新規投稿。新型コロナウイルスに対する安倍晋三首相の対応に「無能無気力」と批判。全日空の資金繰りについても憂えた。

　金子教授は「【お盆なのに３８９人】」とこの日の東京都の新規感染者数をあげ、「アベが無能無気力、コイケは乱発虹色ステッカーで何の効果もなく、３８９人が感染された。熱中症も重なる中、ひとり世田谷区は灼熱の今日も下北沢で３日連続の実証試験で、流入の防戦に必死だ」とし、「必死の防護がないと、９月には経済がもたなくなるだろう」と投稿した。

　また、「【アベ恐慌が来る：航空業界】」として全日空の経営についても触れ、「検査なしの感染『対策』と経済はますますジレンマが深まっている。交通業も深刻だ。ＡＮＡは１兆円以上の運転資金融資を受けているが、さらに劣後ローンの形で、数千億円規模の資金調達を余儀なくされている」と危ぶんだ。