峰竜太 7月に渡さんから「石原プロ辞めて良かったな」独立時の秘話明かす
タレントの峰竜太(68)が16日、TBS系「アッコにおまかせ!」(日曜、前11・45)に生出演し、10日に肺炎のため亡くなった渡哲也さん(享年78)を追悼した。峰は24年間、渡さんと同じ石原プロに所属し、渡さんの代表作「大都会」「西部警察」で共演。俳優からタレント業への転身を相談した際の秘話を明かした。
峰は76年から00年まで石原軍団として活躍。バラエティーへと旅立つべく、独立を渡さんに相談した際、「おお、絶対、出た方がいいから頑張れ」と背中を押されたという。
石原プロの解散が発表された今年7月、約20年ぶりに渡さんに電話をした。「『お疲れ様でした』と言いましたら、声は出ない感じだったんですけど、いきなり『石原プロ辞めてよかったな』って。話している間に胸が詰まってきて、『今度ぜひ、会ってくださいよ』と言って切ったんです」と目に涙を浮かべた。
亡き恩人に対する思いを「人間として、こう生きなきゃいけないって人。男でも女でもほれる。いい悪いがはっきりしていて、誠実で腰が低くて、なかなかマネしようとしても大変。いい道しるべをつけてくださったと思います」と真剣な表情で語った。