10日に亡くなった俳優の渡哲也さん主演の「東京流れ者」や「無頼」シリーズなどの人気作を多く持つ映画会社の日活は17日、全国の映画館から上映依頼の問い合わせが続いていることを明らかにした。
同社の担当者は「14日夜から、作品の詳細や状況の問い合わせが来るようになった。これから多くなってくると思います」とした。
渡さんは1965年、宍戸錠さん主演の日活映画「あばれ騎士道」でデビューし、同年に「泣かせるぜ」で石原裕次郎さんと共演。日活純愛路線のトップスターだった吉永小百合(75)とは「愛と死の記録」などで共演し、日活スターとして活躍した。