新型コロナウイルスに感染して入院していた俳優の吉沢悠（４１）が１８日、所属事務所のホームページで退院したことを報告した。濃厚接触者については保健所から「該当者なし」との連絡が来たとしている。

　吉沢は「１７日（月）、無事に退院しましたことを、ご報告します」と報告。濃厚接触者についても「該当者なし」と保健所から連絡があったことを明かし、「多くの方々に、ご心配・ご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫びいたします。そして、沢山の医療従事者の方々に支えられ、無事に退院することができ、心より感謝しています」と謝罪と感謝の意を表した。

　入院中について吉沢は「熱やつらい咳症状の時期がありました。そしてコロナの症状の苦しさに加え、仕事関係者・家族や周りの仲間たちに迷惑がかかってくるという社会的な影響も実際にあり、その辛さも感じました」と胸中を明かした。その上で「コロナに対して、極端に恐れすぎず、しかし甘く見て軽率な行動を取らないよう、適切な距離感で接していく事が必要なことではないかと、今は感じています」と感染を経験して思ったことを示した。

　最後に吉沢は「皆さまへの感謝の気持ちを忘れず、今後も、より一層感染予防に努めてまいります」と締めくくった。