“性的麻薬”入りかき氷シロップ販売 レンタルルーム経営の男を逮捕
性的興奮作用があるとされる麻薬GHB(4-ヒドロキシ酪酸)が入った液体などを所持したとして、警視庁組織犯罪対策5課は18日までに、麻薬取締法違反(営利目的所持)の疑いで、会社役員大須賀豊容疑者(59)ら男5人を逮捕した。
新宿区などでわいせつ行為が目的の男性客が集まるレンタルルームを経営し、受付やインターネット上でGHBにかき氷シロップを混ぜた液体10ミリリットルを約4千円で販売。2018年3月~今年2月に計約6750万円を売り上げたとみられる。GHBは過剰投与するとけいれんや意識障害を起こす場合があるという。
逮捕容疑は共謀して今年2月19日、新宿区のビルでGHBを含む液体約1・2リットルを所持した疑い。大須賀容疑者は「違法な薬物があったとは。寝耳に水だ」と否認している。