蓮舫氏が違和感、安倍首相は「健康第一」だが「政府与党から『休みを』は違う」
立憲民主党の蓮舫副代表が20日、ツイッターに新規投稿。「休日執務の64%が2時間以下 安倍首相“147連勤”の正体」と題した女性自身のネット記事を引用し、安倍晋三首相に向けて与党幹部の「休んでほしい」という趣旨の発言がそのまま報道されていることに対して「違う」と違和感を示した。
蓮舫氏は「内閣総理大臣なので、健康を第一に考えていただきたいと思います」と前置きした上で、「が、政府与党から『休みを』という発言報道とは違い、女性自身のこの報道は冷静」と指摘。与党側から「休み」とカウントされた1日の過ごし方の詳細をチェックすべきという見方を示した。
同誌では各メディアが報道した「首相動静」から“出勤”したとされる土日祝日を、今年1月26日から「終日私邸で過ごす」と記された6月21日の前日までチェック。午前中は私邸で過ごし、午後から官邸に行くパターンが大半で、執務時間が30分から1時間前後とみられる日も少なくなかった。
安倍首相が17日に病院で検査したことを受け、麻生太郎財務大臣が「147日間休まず働いてみたことありますか?ないだろうね」と記者団にアピールしたことで注目された「147連勤」問題。
ツイッターでは「週末は『午前中は来客なし。私邸で過ごす』ってパターンばかりで1時間かそこらしか官邸に行ってなかっただろ」「日本のサラリーマンの働き方を見ていると、休みとされる日に自宅で仕事してるし、自営業は店が休みでも仕入れやなんやかやで仕事してるから、たいていの人が147日休まずに働いたことあると思う」といった反論の投稿も見られた。