一茂、藤井二冠の飛車切り戦法に「序盤で巨人の岡本がいなくなったようなもの?」
元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が21日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、藤井聡太二冠が王位戦で見せた飛車切りの戦法のすごさを説明され「序盤でジャイアンツの岡本がいなくなったようなもんだよね?」と驚きの表情を浮かべた。
番組では、藤井二冠の偉業について特集。その中で、藤井二冠が見せた封じ手のすごさを専門家が解説した。
飛車を捨て、銀を取るという戦法を「1万円と5000円を交換するようなもの」と説明され、一茂は「ぼくはそういう発想はまったくない、損したくない」とコメント。
しかも勝負はまだ序盤であったことから一茂は「序盤でやったんですね?」と確認し「序盤でジャイアンツの岡本がいなくなったようなもんだよね?」「それぐらいの痛手だよね」と驚きの表情を浮かべ「すごい…」とつぶやいた。
さらに、藤井二冠が「望外」という言葉で勝利を振り返ったことにも「びっくりしましたよ、望外…。初めて聞きました」と真顔で言い出したことから、羽鳥慎一が「一茂さんの“望外”は守備“妨害”」と茶化しスタジオも失笑。一茂はさらに「こんな言葉、いつできたんですか?」「54歳で今初めて知りました」と言いだし、スタジオは再び笑いに包まれた。
また藤井二冠の勝率が今年は8割8分ということも紹介されると、羽鳥はなぜか一茂の通算打率が「2割1分」だったと紹介。この直後、アップで映った一茂は苦笑しきり。「比較はできないけども…。まぁまぁ…」と言うと「だから俺は辞めたんだよ!」とキレていた。