歌手のＧＡＣＫＴが２１日、自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「がくちゃん」に動画を投稿。２１日放送のテレビ朝日系「ミュージックステーション」への出演を急遽キャンセルした理由を説明した。

　ＧＡＣＫＴは「急遽だったんですけどミュージックステーションの出演をキャンセルしました」と報告。当初、番組側から「夏うたのカバーを歌ってください」と言われ、主旨に賛同して、出演を決め、ＴＨＥ　ＢＯＯＭの「島唄」を歌う予定だったが、番組側との「情報の伝達がうまくできていない」状況が重なり、「ちょっとそれは失礼なんじゃないの？」ということで「今回はお断りさせていただきます、ということになりました」などと説明した。

　出演を楽しみにしてくれていた人たちには「申し訳ない」という思いを伝え、「今後、こういうことがなかったらいいな、と思っています」とした。ＹｏｕＴｕｂｅでは、スタジオで歌うはずだった「島唄」をアカペラで披露している。

　【以下、ＧＡＣＫＴの出演キャンセルについての説明全文】

　急遽だったんですけど、ミュージックステーションの出演をキャンセルしました。夏うたのカバーを歌って下さい、と言われ、それならいいかな、と思ったんですが、その後、なぜか、テレビ局側と、間に入っている方たちの間でですね、全然情報の伝達もうまくできていないような状況が何度も重なってですね、僕が認識している形と向こう側が認識している形が、だいぶズレがありましてですね。ちょっとそれは失礼なんじゃないの？っていうとこで、今回はじゃあお断りさせていただきます、ということとなりました。

　誰が悪いとかっていう話ではなくてですね、単純に情報の伝達がうまくできていなかったということと、あとは、今後こういうことがなかったらいいなというふうに思っています。

　ただ、申し訳ないな、と思うのはですね、歌を楽しみに待っていた方たち、聴きたかった、見たかったという方たちの声がたくさんあってですね、それに対しては本当に申し訳ないなという気持ちでいっぱいです。

　お詫びといってはなんですが、今、スタジオでやる予定だった、アカペラの「島唄」をお届けさせてもらえればなと思います。

　こんな状況なので１人でも多くの方にこの歌が心を癒すきっかけになってくれればうれしいと思っています。