横浜流星 10キロ増量でキックボクシングシーンに挑戦、極真のライバルと再会

 俳優の横浜流星が、女優の吉高由里子とW主演する映画「きみの瞳(め)が問いかけている」(10月23日公開)で、極真空手で横浜のライバルだった与座優貴ら5人のトップキックボクサーと共演したことが24日、発表された。

 映画は不慮の事故で視力を失った明香里(吉高)と、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた塁(横浜)のラブストーリー。横浜は役作りのため「2カ月かけて、キックボクシングで必要な筋トレをキックボクシング指導の方やプロの選手の方々に教えていただき、10キロ体重を増やしました」と明かした。

 自身も極真空手で世界王者になったことがあるが「キックボクシングは、空手とは全く身体の使い方が違うので、1からパンチ、蹴りの打ち方を学びました」という。

 映画には2016年に旗揚げしたキックボクシングのメジャーイベント「KNOCK OUT」が全面協力。キックボクシング指導を山口元気代表が務め、横浜の劇中対戦相手として小笠原瑛作、小笠原裕典、栗秋祥悟、炎出丸(以上クロスポイント吉祥寺)、与座優貴(橋本道場)という5人のトップ選手が、キックボクシングシーンや格闘シーンに出演している。

 中でも与座は中学生時代、横浜とは関東圏のトップ選手同士として切磋琢磨したライバル。横浜が世界を制した大会では準々決勝で敗れているとあって、横浜が芸能界で活躍していることに「とても刺激をもらっていました」という。再会を「非常にうれしく思います」と喜び、「横浜さんの活躍に追いつけるよう精進していきます」と誓った。

 また、横浜のキックボクサーぶりについて、小笠原瑛作は「運動神経抜群で、試合のシーンは迫力があって熱いものになっていると思います」、炎出丸は「キックボクサーになりませんか?と思わず言いたくなるほど素晴らしい素質を感じました」と絶賛している。

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