24時間テレビ初無観客も健闘 瞬間最高視聴率27・6%
22~23日に日本テレビ系で放送された「24時間テレビ43」の番組全体(22日午後6時30分~23日午後8時54分)の全平均視聴率が15・5%だったことが24日、分かった。コロナ禍の影響で初の無観客開催となるなど、内容を大幅変更しての実施だったが、近年の全平均(18年15・2%、19年16・5%)と同水準を堅守した。
番組フィナーレを含む「PART10」枠(23日、午後7時~)は平均23・4%の高数字。番組終了直前の午後8時51分に瞬間最高27・6%をマークした。5キロを走るごとに10万円を寄付する「募金ラン」に挑戦した高橋尚子さん(48)率いる「チームQ」の6人が、合計236キロ(募金額470万円)を走破してゴールした時間帯だった。高橋さんはインタビューに「チームQ最高です!」と拳を突き上げ、仲間の協力に感謝した。
この場面をリアルタイム視聴した人は推計約2066万人、2日間の番組全体では同約8145万人との数字も発表された。
また、ドラマとドキュメンタリーを融合したスペシャルヒューマンストーリーとして22日午後9時11分から放送された「誰も知らない志村けん-残してくれた最後のメッセージ-」は、平均22・6%をマークした。(数字は関東地区、ビデオリサーチ日報調べ)