是枝監督ソン・ガンホとタッグ 次作は初の韓国映画「言語や文化の違いを超えて」

 「万引き家族」「海街diary」などで知られる是枝裕和監督(58)が初めて韓国映画を手がけることが26日、分かった。「ブローカー」(仮題)で来年クランクイン予定。公開時期は未定。

 2019年のカンヌ国際映画祭で最高賞とされるパルムドールを獲得した映画「パラサイト 半地下の家族」に主演したソン・ガンホ(53)が出演する。ペ・ドゥナ(40)のキャスティングも発表された。

 子供を育てられない人が赤ちゃんを置いていく「ベビーボックス」を介して出会った人たちの物語。前作「真実」に続き2作連続で外国語映画を演出する是枝監督は「言語や文化の違いを超えて一体何が伝わり、共有できるのか。作品作りを通して、踏み込んで模索してみたい」とコメントした。

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