【The LDH Times】浦川翔平、多才発揮オールマイティーアーティスト
THE RAMPAGE・浦川翔平(23)がウィズコロナの新時代に、“オールマイティーアーティスト”として多才を発揮する。ファンと直接会うことがかなわない今、SNSを駆使してつながりを保って、TikTokのショート動画を連日投稿。パフォーマー、DJ Sho-heyの活動に加えて、メンバーと組んだバンド「THE BANDAGE」も新たに始動した。
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-新曲「FEARS」(9月30日発売)にはコロナ禍が続く現状が反映されているような歌詞も。
「夏らしいハッピーなのを出しても良かったんですけど、コロナ禍の中、歌詞に目を向けると『ある日突然、当たり前が消えた瞬間を』とあって、この現状に目を背けず、向き合っていて。この状況を一緒に耐えて頑張っていきましょう、という思いもありますし。メンバーの藤原樹による振り付けも印象的なので、注目ポイントです」
-ウィズコロナへメンバーと話し合ったことは。
「ファンの方々と会えない状況が続いてるので、どう思いをつないでいくか、SNSを活用したり、オンラインライブだったり、考えながらやっています。今までは仕事がない日は休むという感覚でしたが、逆に自粛期間中の方が考えて、毎日何かをしてた感じで。TikTokも毎日投稿して、1日のルーティンに組み込まれて、何もやらない日がなかったです」
-THE RAMPAGEのTikTokのまとめ役を任されてますが。
「TikTokからサブスクに出て行くアーティストも多く、影響が大きいなと思って始めさせていただきました。自分がほぼほぼプロデュースし、撮ってる感じです。メンバーのパーソナルな部分も出していきたいですし、知らない人に知ってもらえるいいプラットフォーム。海外の方からもコメントや『いいね』をいただけて、視野を広げるきっかけになってます」
-THE BANDAGEとしてバンド活動も始まりましたが。
「メンバーはRIKUさん、(神谷)健太さん、(与那嶺)瑠唯さん、(藤原)樹との5人で。バンドにDJは特殊ですが、ボーカルの声にのせてスクラッチを入れて。まずは『100degrees』をみんなで演奏してみようと。形になったらオリジナル曲をやって、ライブの引き出しとして披露できるでしょうし」
-DJ Sho-heyの原点は父親ということですが。
「親父がレゲエ、ヒップホップが好きで。親父の弟がDJで、親父がやってた居酒屋にDJブースを構えてたんですよ。『翔君、触ってみる?』という感じで、幼稚園年長くらいからチキチキやってて。最初は半強制的でしたが、気付いたら好きになってて。親父が英才教育してくれてたんだと、大きくなって感じました。キッズDJとしてテレビにも取り上げられて、『RATHER UNIQUE』のライブで長崎に来たAKIRAさん、USAさん、MAKIDAIさんと共演させていただきました」
-長崎観光大使に昨年就任しましたが、地元への思いは。
「自分を育ててくれた長崎への恩返しは、死ぬまでしたいと思ってます。自分の名前は『平和に羽ばたく』で翔平と、親父が付けてくれてますし、長崎ならではの名前でもあるので、風化させたくない部分も長崎人として伝えていきたい」
-ステイホーム中に取り組んだことは。
「カラオケがめちゃくちゃ好きなのに、行けないのがストレスで。おうちカラオケができないかなと思って、スマホのアプリで検索して。DJができる防音部屋なので、イヤホンをつないでカラオケしてました。マイクも買って、エコーを付ける機械やスピーカーもあるので、家でもバチバチの設備でカラオケできちゃいます。声が高いので歌う曲は、女性アーティストだったり、ブルーノ・マーズ、Official髭男dismさん、YOASOBIさんを。歌は自信があります!!」
-ボーカリストへの挑戦は。
「(派生ユニットの)MA55IVEでラップをやってますけど、オールマイティーにいろいろやれたら強い。年を取ったら体にガタが来て、踊れなくなるときが来ちゃうので。生きていくすべじゃないですが、20代前半から考えていろんなことに手をつけて、将来苦しまないような生活を送りたいですね」