鶴瓶×ももクロ5周年だZ 4カ月ぶり集結!「桃色つるべ」関西のお笑い原石発掘

 落語家の笑福亭鶴瓶(68)とアイドルグループ・ももいろクローバーZによる関西テレビのトークバラエティー「桃色つるべ-お次の方どうぞ-」(金曜、深夜1・25)が、5周年を迎えた。コロナ禍で一時収録がストップしたが、このほど、4カ月ぶりに5人が集結した。笑福亭鶴瓶と、ももいろクローバーZの佐々木彩夏(24)、百田夏菜子(26)、玉井詩織(25)、高城れに(27)がMCを務め、2015年1月にスタートしたバラエティー番組。有名芸能人から個性豊かで濃い関西の一般人までがゲストで登場し、スタジオで鶴瓶&ももクロとトークする。ゲストを呼び込む際、百田が番組のサブタイトルにもなっている「お次の方、どうぞ」とアナウンスする。

 2015年1月のスタートから5年。師匠とももクロの人気バラエティーが、ご長寿への道を進んでいる。

 鶴瓶「収録長いけど、長く感じないし、楽しいよね。あっという間。アインシュタインとかかまいたちもそうやし、売れてきたもんね」

 玉井詩織「ガンバレルーヤさんとか霜降り明星さんも」

 鶴瓶「まだ世間がそんなに知らないのに、おもろいなと思てる人を連れてきて。そういう人達が東京で活躍しているのがうれしいよね」

 関西ローカルだからこそ、全国区になる前のお笑いの原石に出逢えるのも魅力。ももクロにとっては、師匠の金言に触れられる勉強の場だ。印象に残っている言葉を聞くと全員が沈黙し、鶴瓶が「おいっ!!ちょっと!!」と突っ込んだ。

 玉井「テレビに出始めるのが遅かった滝藤賢一さんがいらっしゃったときに、鶴瓶さんが『長く続けることの方が大変だからね』って話していたのが印象に残っていて」

 鶴瓶「4人のももクロが50歳になってもやってたらおもろいねん。30には30、40には40の形があるというのを覚えていたらええと思うよ。結婚しても続けてほしいな」

 佐々木彩夏「鶴瓶さんに言われると『いやいやいや』って言えないじゃないですか。それを体現されてるから」

 百田夏菜子「鶴瓶さんって忙しいのにいつも楽しそう。鶴瓶さんがいつも鶴瓶さんだから」

 鶴瓶「志村(けん)さんが亡くなられたでしょ?遺影があるんやけど、その隣にいたの俺なのよ。それを(自分のスマホの)待ち受けにしていたんですよ。ものすごいええ顔してんのよ。もっとやってほしかったって思うから、その分でも俺はまだ生きたい、楽しく仕事したいと思うね。まだやりたかったと思うよ。死んだと思ってないと思う」

(鶴瓶のマネジャーがスマホを持ってくる)

 鶴瓶「ぎょうさん、電話きてるわ」

 百田「本当にこうやって収録が進んでいくんですよ。よく『携帯持ってきて』って」

(志村さんとの写真を見せる)

 ももクロ 「本当だ!!めっちゃいい写真だ!!」

 台本のないフリーな構成が独自の味につながっている。

 鶴瓶「司会の仕方がこうなんだ、って一切言われへん。でも、その場が楽しいっていうのが大事だと思うから、そこだけは自信ある」

 百田「鶴瓶さんって台本のあるお仕事あります?」

 鶴瓶「ないない」

 百田「最初びっくりしたんですよ」

 高城れに「ゲストさんがナチュラルに話してくれるから、私たちも純粋に思ったことを聞ける。他の番組よりコミュニケーションが深まるように思います」

 百田「構成がいい意味で決まってないんですよ」

 番組は、これからも続いていく。今後の展望はどうなのか。

 鶴瓶「それはもう、ももクロが続けていくかどうかよ。あとは俺がいつまでも若いかやね、気持ちとして」

 百田「それはもう心配ないですよ。いつもこうやって、私たちとナチュラルに遊んでくれる。『おはようございま~す』ってお尻触ったり」

 鶴瓶「ちょっと待て!!触ったことないがな」

 百田「私が」

 鶴瓶「おいっ!!間違われるやないか!!」

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