７月に急逝した俳優・三浦春馬さんが出演したＮＨＫ「世界はほしいモノにあふれてる」が２７日に放送された。三浦さんが生前に撮影した最後の放送。番組の中で三浦さんがＪＵＪＵへプレゼントした銅の茶筒が紹介され、ＪＵＪＵが三浦さんへ「ありがとうね」とお礼を言ったシーンが流れ、ファンの涙を誘った。

　２７日のテーマは「ＪＡＰＡＮ！究極の“台所道具」。職人の細やかな技術が詰まった数々の台所用品を紹介し、三浦さんも「うわー細かい」など、その美しさに簡単の声を上げていた。

　そんな中、番組ではＪＵＪＵがとっておきの一品として、三浦さんから誕生日にプレゼントされたという京都の職人による銅の茶筒を披露。内蓋のつまみがが小槌になっているかわいらしいもの。宝づくしという、福を呼ぶとされる吉祥文様が彫られており、三浦さんは茶筒の蓋を閉めようとして「職人技によって、ここと、下の部分の線を合わせるとすーっとはいっていく…あれ？はいんないね？」と苦笑い。

　ＪＵＪＵは「もったいなくて、開けたり閉めたりしてるから、シュッといかなくなるんでしょうね」と気に入っているため何度も開け閉めしていると明かし、最後に三浦さんへ「ありがとうね」とお礼を改めて伝え、三浦さんは嬉しそうに微笑んでいた。

　この「ありがとうね」に対する三浦さんの微笑みにネットは「こんなにも優しく微笑める人いる？」「ありがとうねからの春馬くんの頷きながらの最後の微笑みが優しすぎて…」「三浦さんのはにかんだ笑顔が目に焼き付いてます」「ＪＵＪＵさんのありがとうねという優しい言葉に泣きました」「会えなくなる前に『ありがとう』ってちゃんと伝えられたのは、ほんとに良かったって思う」とファンに強い印象を残したようだった。