立憲民主党の有田芳生参院議員が２８日、辞任の意向を固めた安倍晋三首相が臨時代理を置かず、後任の首相が選ばれるまで執務に当たる意向を周囲に伝えたという報道を受けてツイッターに新規投稿。「そうすると国会議員だけの両院議員総会で決めることになります」などと今後の政局について予想した。

　全国の自民党員を含めた総裁選の場合は石破茂元幹事長が有力という見方もあるが、緊急時は国会議員だけの両院議員総会で実施できると党則に定められており、その場合は安倍政権の継承者になるとみられている。

　両院議員総会で総裁を決めるという前提で、有田氏は次期首相について「意欲満々の麻生副総理か菅官房長官か」と切り出し、「菅総理なら河野太郎官房長官など斬新な布陣を打ち出してくるでしょう。見通しをジャーナリストと話しました」とツイートした。

　さらに、同氏は「新しい総理が選出され、内閣支持率が４０ポイントを超えれば、解散・総選挙の条件が出てきます。あとはコロナ状況との見合い、公明党の対応がどうなるのか。多くの変数を抱えて流動がはじまりました」と見解をつづった。