アリス・矢沢透がラジオ番組で仕事復帰 コロナ陰性の証明書持参でスタジオ入り

 フォークグループ・アリスの矢沢透(71)が28日、MBSラジオ「ヤングタウン金曜日」(後10・00)で仕事復帰した。矢沢は7月30日、新型コロナウイルス陽性反応が確認され、入院していたが11日にPCR再検査を受け、14日に陰性が分かった。

 自宅療養を経て、レギュラー番組に復帰。メンバーの谷村新司(71)、堀内孝雄(70)とともに番組出演した矢沢は冒頭で「本当に心配かけてすみません。励ましや熱いお便り、ありがとうございます」とあいさつした。陰性の証明書持参でスタジオ入り。「望むならサインしてプレゼントします」とボケると谷村、堀内から「やかましいわ」と返され、3人は息ぴったりの掛け合いを見せた。

 コロナによる後遺症はないといい、矢沢は「免疫力が強いらしい。アリスで70歳の時に、1年間ツアーしていたエネルギーがある。先にリハビリしたようなもの」と胸を張った。谷村が「本当に免疫力が強かったら感染してなかったんじゃないの?」とツッコまれると、矢沢は「それが違うんだな。新型だから」と返した。

 谷村は「キンちゃん(矢沢の愛称)もアリスにとっての新しい日常が戻ってまいりました。新しい日常を一歩、元気に踏み出してまいりたいと思います」とファンに呼びかけ、矢沢の復帰を祝福した。

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