お笑いコンビ・ロンドンブーツ１号２号が２９日に放送されたカンテレのバラエティー「おかべろ」に出演した。７月４日に放送された回の未公開シーンで、昨年闇営業問題で謹慎した田村亮が適応障害を患った際、田村淳が親身にアドバイスしたことを振り返った。

　闇営業問題で昨年６月に雨上がり決死隊・宮迫博之と共に無期限謹慎処分となり、同７月に涙の会見を開いた亮。その後、半年間の謹慎期間で適応障害を発症した。淳は当時を振り返り「本人は（患っていることを）気付いてないんです。でも昨日の亮と今日の亮が明らかに違う。お前、一回、精神科に診てもらえって言って。そこで適応障害って聞いてもどういう症状か分からなかったんで」と、一人旅に出るよう勧めたという。

　淳から「ゆっくり、家族のこととか仕事のこととか、うそをついたこととかを全部忘れられるように、行ったことのない島に行って、しばらく過ごしてみたらって」と勧められた亮は「屋久島に行ったんですよ」と鹿児島県の屋久島を訪れたという。

　淳は「期間とかを決めずに行かせた。でも２週間くらいたっても連絡がないから、俺から連絡したんです。『今どこ？』って。そしたら『え、東京』って。屋久島から帰ってきた報告ないの？って」と明かした。亮は献身的に旅を勧めてくれた淳に連絡することなく帰京していたという。その間、連絡をもらえなかった淳は「帰ってきたら報告するでしょ！」とツッコむ淳だったが、亮は笑ってごまかしていた。

　謹慎期間を経て、淳は「明らかに会話量が増えた。亮が考えていたこととか俺が考えていたことを伝え合うので仲良くなった」とコンビの絆が深まったことを強調していた。