金子恵美氏 安倍首相後継レースは、菅氏で「詰んだ」
元衆院議員の金子恵美氏が31日、フジテレビ系「とくダネ!」に出演し、退任を表明した安倍晋三首相の後継者について、菅義偉官房長官で「詰み」であるという見解を示した。
この日は後継者レースで、候補となっている菅氏、石破茂元幹事長、岸田文雄政調会長、河野太郎防衛相についてトークした。30日に二階俊博幹事長が率いる二階派(47人)が菅氏の支持で固まったとされる。ポイントは、安倍首相の支持母体である細田派(98人)が菅氏を支持するのか、岸田氏を支持するのか、という点であることなどが説明された。
金子氏は、「昨日(30日)に菅さんが総裁選への出馬の意向を決め、その後二階派が支持をすると言った段階で、ある意味、菅・二階の連合が結成した段階で『詰んだな』と。菅さんで決まったなと今回は思っている」と菅氏に“当確”を付けた。
自身の議員時代は二階派だったこともあり、「二階幹事長はいつも総裁選のときにいち早くだれを支持するかを打ち出すんです。それで流れを作ってほかの派閥をけん制するっていう手法を取ってきた」と説明。過去に総裁選をリードしてきた二階氏が、今回は「菅氏で決定」の流れを作っているとした。