「半沢」にも出演の階戸瑠李さん急死、31歳…死の前日27日までSNS更新
女優の階戸瑠李(しなと・るり)さんが28日に持病のため亡くなったことが31日、分かった。所属事務所が公式サイトで発表した。31歳。死因や病名は公表しない。階戸さんは16日に放送されたTBSドラマ「半沢直樹」にも出演。26日まで仕事をしており、27日には精力的にSNSを更新していた。あまりにも突然の別れとなった。
29日に映画「東京の恋人」の舞台挨拶に出演予定だったが、当日になって、同作の公式ツイッターで「本日、リモート舞台挨拶で出演予定の階戸瑠季さんは都合により参加出来なくなりました。ご了承ください」と告知されていた。
階戸さんは石川県出身。「クソ野郎と美しき世界~ピアニストを撃つな!」(18年)、「東京ヴァンパイアホテル」(17年)、「新宿スワン2」(17年)など個性派で知られる園子温監督作にたて続けに出演していた。
階戸さんは毎日のようにツイッター、インスタグラムを更新しているが、27日が最後となっていた。この日は6度にわたりツイッターを投稿。「久しぶりにTOHOシネマズ六本木行きました」と、ひとりで映画「ブックスマート」を見たことを明かし、「登場人物がみんな愛すべきチャーミングな映画でした~高校時代とか懐かしいなぁ」とつぶやいていた。また、「久しぶりの六本木」とつづり、東京タワーの写真を投稿するなど、充実した1日を過ごしていたことが分かる。