橋下氏「荒井由実のまま夭折すべきだった」投稿で物議の白井氏を断罪「知性がない」
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が1日夜、ツイッターに新規投稿。シンガー・ソングライターの松任谷由実が安倍晋三首相の辞任会見についてラジオ番組で「会見を見て泣いた。安倍夫妻とは仲良し。同じ価値観を持っている」と発言し、京都精華大講師で政治学者の白井聡氏がフェイスブックに「荒井由実のまま夭折すべきだったね」と投稿して物議を醸したことを受け、「白井氏に知性がないだけ」と苦言を呈した。
橋下氏は「白井氏は、松任谷さんに知性がないとの言い振り。ほんとこのタイプは自分に知性がないとは全く思っていないんだな」と指摘。さらに「松任谷さんのあの発言で松任谷さんに知性がないなどあり得ない。そう決めつける白井氏に知性がないだけ。人を反知性と決めつける輩が一番知性がない」などと断罪した。
橋下氏はこの日午前にも「こんな発言を俺たちがやれば社会的に抹殺だよ。白井氏は安倍政権をボロカスに言っているが、安部さんもさすがに白井氏のようなことは言わない」とツイート。安倍政権を一貫して批判してきた知識人たちの実名を列挙して「朝日新聞も毎日新聞もこのタイプから早く脱却しないと」と問題視した。
白井氏は自身のフェイスブックに「荒井由実のまま夭折すべきだったね。本当に、醜態をさらすより、早く死んだほうがいいと思いますよ。ご本人の名誉のために」と投稿。1972年のデビューから76年にミュージシャンの松任谷正隆氏と結婚するまでの名義だった“初期ユーミン”時代での封印を「死」と重ねて表現したが、「言っていいことと悪いことがある」などと批判が殺到した。
白井氏は1日に更新したフェイスブックで「削除いたしました。私は、ユーミン、特に荒井由実時代の音楽はかなり好きです。それだけに、要するにがっかりしたのですよ。偉大なアーティストは同時に偉大な知性であって欲しかった。そういうわけで、つい乱暴なことを口走ってしまいました。反省いたします」とつづっている。