元衆議院議員の金子恵美氏が２日、フジテレビ系「とくダネ！」で、社会学者の古市憲寿氏から、自民党総裁選に出馬する岸田文雄議員へのコメントを“暴露”され、大慌てで否定する一幕があった。

　番組では自民党総裁選に出馬を宣言した岸田氏が生出演し、総裁選への意欲などを聞いた。また、岸田氏を支える家族にも取材をし、岸田氏の家庭での一面なども紹介した。

　このＶＴＲ後、古市氏が突然「（岸田氏の）ご家族の声がありましたけど、金子さんがね、テレビでちょっと酷いことを言っていて」などと言いだし、金子氏は大慌て。「何言おうとしてるんですか！悪ふざけは…」と口を挟んだが後の祭り。古市氏は岸田氏の前で「家ではいいお父さんだけど、仕事ではうだつの上がらないイメージだって言ってて。仰ってましたよね」と金子氏がテレビで語っていたという言葉を発してしまった。

　これには岸田氏も苦笑い。金子氏は慌てて「違います」と否定し「私、宿舎でお隣で、うちの子の夜泣きでご迷惑をおかけした関係ですから、あんまりそういうこと言わないで」と古市に苦言。

　そして「すごくお人柄といい、変な話、人の悪口を絶対に言わない。敵がいないというのが岸田先生のイメージですけどね」と改めて岸田氏の人柄を絶賛。岸田氏は笑いながら「そうですか。でも実際敵だらけだからこうなってる（総裁選苦戦）んじゃないかなって」と話していた。