BTS米ビルボード1位 坂本九さん以来アジア出身の非英語圏アーティスト57年ぶり

 韓国の男性7人組・BTSが最新曲「Dynamite」で米ビルボードの総合シングルチャート1位を獲得したことを受け、2日、オンライン会見を行った。韓国アーティストとして初で、アジア出身アーティストとしても57年ぶりの快挙。金字塔を打ち立てたグループが、喜びと次なる目標を語った。

 先月21日にリリースされた同曲は、コロナ禍を過ごす人々に活力を伝えたいという思いが詰まった楽曲。ディスコポップな英語曲で、ミュージックビデオは2・6億回再生(1日午後9時時点)と話題に。YouTubeではMVの「24時間最多再生回数」という新記録も樹立した。

 韓国アーティストのシングル1位獲得は初。アジア出身の非英語圏アーティストとしては、1963年6月15日に1位を獲得した故坂本九さんの「上を向いて歩こう(SUKIYAKI)」以来57年ぶりとなる快挙となった。

 チャート1位が発表された1日に誕生日を迎えたJUNG KOOK(23)は「僕が見ているページが本当なのか疑ってしまった」と、大記録をいまだに信じられない様子。「本当に大きいプレゼントをもらえて生まれてきて良かった。ARMY(ファンの総称)の皆さん。愛しています」と感謝を伝えた。

 偉業を成し遂げたグループの未来について、リーダーのRM(25)は「音楽家なら夢見るグラミー賞で、単独でパフォーマンスをしたいし、受賞を狙いたい」と、さらなる高みを目指していた。

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