紗栄子 もし私が自分で自分の命を落とすことを選択したら…バッシングの日々に
モデルでタレントの紗栄子(33)が3日、フジテレビ系「直撃!シンソウ坂上」(木曜、後9・00)に出演し、「今だから明かすバッシングへの本音」として複雑な胸中を語った。紗栄子は「もし私が自分で自分の命を落とすようなことを選択してしまったら」と心理的に追い詰められていたことを述べた。
2012年にダルビッシュ有(放送では「有名アスリート」)と離婚。成立前に紗栄子が月に1000万円の養育費を要求したとの報道があり厳しい批判にさらされたという。ダルビッシュが「根も葉もない話が出てましたが事実がほぼゼロです」と否定したが紗栄子への批判はとまらなかった。
紗栄子は当時を「慰謝料というワードが先走った。実際に起きていることでいうと生活は大変で。2人の子供を養い、守らなければいけない。私自身が稼いでいかなければいけない。できることでいうと芸能の仕事に紐付いたことしかできない。表に出れば出るほどいわれのないことを言われた」と振り返った。
紗栄子は「前のダンナさんから子ども達に対するサポートみたいな形ではちゃんと頂いている。私の意地で子ども達に精神的にも金銭的にも自分でしっかり育て上げたい。そこ(養育費)には手を付けずにやってきた」と自分の収入のみで子育てをしてきたと自負をのぞかせた。
それでも、ブログにあげた朝食の写真に「この朝食で1000万か」「デビル嫁」などと書き込まれて炎上したという。イギリスへ移住すると「セレブ自慢」と誹謗中傷を受け、災害地支援活動でもバッシングを受けたと語った。
紗栄子は「そうなっちゃう原因を自分で作っているんでしょうけど」とし、「アプローチのしかたがまずかったんだなと。学びながら発信ということには向き合ってきた」と試行錯誤の繰り返しだったことを述べた。さらに紗栄子は「大事な人達がいたから踏みとどまれた。もし私が自分で自分の命を落とすようなことを選択してしまったら、残された人のほうがつらいと思ったのでそこで踏みとどまれた」と心理的にぎりぎりの状況だったことを明かした。