宝塚歌劇 雪・月組トップコンビの退団日決定 コロナ禍で延期
宝塚歌劇団雪組と月組トップコンビの退団日が4日、歌劇団から発表された。雪組トップスター・望海風斗(のぞみ・ふうと)とトップ娘役・真彩希帆(まあや・きほ)が2021年4月11日付、月組の珠城(たまき)りょうと美園(みその)さくらは8月15日付での退団となる。
望海と真彩は10月11日の「fff-フォルティッシッシモ-/シルクロード~盗賊と宝石~」東京公演千秋楽で、珠城と美園は21年2月14日の「桜嵐記/Dream Chaser」東京公演千秋楽で退団予定だったが、コロナ禍で歌劇団のスケジュールが大幅に変更したため、退団日も延期となっていた。
トップスターの退団日変更も阪神・淡路大震災時に宝塚大劇場で千秋楽を迎えられなかった、花組トップ安寿ミラ以来。望海は退団会見で「トップという立場にならせていただいたとき、2020年が1つの区切りかなと思った」と語っていた。また珠城も会見で「私の退団は次への一歩。ファンの方には会えていませんが、いつもどうしてるかなって。会える日を楽しみにしています」とファンへの思いを口にしていた。